2020年6月17日水曜日

やってみた③:m-1 その3:図解制作

◉「私とデザイン」の関係をどう図にするか・・・
私自身のデザインとの出会いと関わり方を振り返ってみました。受講生の皆さんは、現時点でまだ2年生ですから、自分の未来にデザインがどう関わってくるかは想像もつかないと思います。私にとっては、大学生時代が人生の転機というほどリッチな経験を積んだ時期だったので、そのことも紹介したいなと思いながら表現を考えてみました。

◉まずはスケッチ
考えをまとめてから描くというよりは、ペンの動きに合わせて考える、という感じかな。ゼロから何かのかたちを生み出すというのはなかなか難しい。この課題に取り組む前に、いろいろなインフォグラフィックスを観察して、「ああ、こんな表現があるんだ」「この方法、いつか自分でも使ってみたい」といった表現の引き出しというかストックというか、そういう経験的な知識(?)を手に入れる学び方が必要なのかもしれませんね。
私とデザインの関係を振り返ってみると、その原点は中学生時代だと思います。そこから、高校、大学、そして社会に出るまでをざっくりと辿ってみました(30分くらい)。
このスケッチをじっと眺めて、表現の作戦を立てます。

この課題にあまり時間を取られたくない(早くmission-2をやりたい!)ので、サクッとこんな図にしようと覚悟を決め(15分くらい)、イラレに向かいます。
イラレでの作業は、二通りの方法があります。
別ファイルで図を作って、自己紹介シートに後から貼る方法と、最初から自己紹介シート上で図を作成する方法です。受講生の皆さんには、イラレに慣れてもらうために前者をお勧めしますが、私は時間短縮と完成イメージを早く確認したいので、後者で行きます。

◉イラレで図解表現
図解作業用に新しいレイヤーを追加し、写真やテキストが入っているレイヤーをロックしておきます。
スケッチをもとに、図形やテキスト、矢印をポツポツと置いていき、位置やバランスを調整していったら・・・
できちゃった!
ごめんなさい、思考の過程も見せながらと思ったのですが、手を動かしているうちに整っちゃいました。どうやって作ったかは、WebDavにアップしているデータを見て推理してください。

◉mission-1 完了!
ということで、課題1完成しました。
ですが、このまま提出ではなく、文章内容の確認と誤字脱字のチェックを必ずしましょう。作品自体も一度プリントアウトして机の前に貼り、1〜2日じっくり眺めて、隙がないかをチェックするとともに、もうちょっとこうしたいなぁと気がついたら、さっと試す・・・というところまでやって欲しいんです。
ここまでできたら、指定の場所に指定の方法で提出してください。

◉pdfとして保存
最後に、提出についての補足をします。今回の作品はイラレの元データとともに、pdfで保存したバージョンも一緒に提出してもらいます。これは、後工程(全員分をまとめて冊子化)を担当する「私」が、皆さんの提出データをトラブルなく確実に扱うためです。
本来はこの手続きについて、その必要性や注意点を説明したいところですが、これはまた別の機会にしましょう。
とりあえず、PDFファイルの作り方のみ、紹介しておきます。
「ファイル」メニューから「別名で保存」を選ぶと、保存ファイル名をつけるウィンドウが開きます。ここで「ファイル形式:」というプルダウンメニューから「Adobe PDF(pdf)」を選びます。すると、下図のようなウィンドウが開くので、今回は「プレス品質」というプリセットを選んでください(今後、チラシやポスターを作る可能性がある人はこれらの設定の意味も調べておくと良いです)。
そして、「PDFを保存」で終了です。

提出フォルダの中身はこの4点。

さぁ、mission-2だ。フィールドワーク行くゾォ!