2020年7月14日火曜日

やってみた⑯:m-3 その6:インフォグラフィックス

冊子に用いる図版類について、手描きにするか、イラレで描くか、ギリギリまで迷いましたが、イラレで勝負(!?)することにしました。

表現のアイデアとして、見開き3セットを同じレイアウトで配置したいと思いました。ただ、1回目と2回目のフィールドワークはエリア全体を表示しても成立するのに対して、3回目のフィールドワークだけはエリア全体を対象としてはいないので、大丈夫かなという懸念も。こういうときは、考えているだけでは判断がつかないので、とにかくひとまずかたちにしてみる、というのがデザイン系のアプローチでは重要です。

で、やってみました。

◉インフォグラフィックスの積極的活用

私は、グラフィックメディアのデザインは基本的に図解だと思って取り組むことにしています。今回ももちろんこの方針で更生していきます。

表紙
地図をベースに、函館市内のランドマークとの位置関係と町の大きさを図で示しまた。

2-3ページ
1回目のフィールドワークの2つの視点、すなわち城郭としての町の中へのアクセス経路と発見したモノのスケッチを、地図と組み合わせて表現しました。これは比較的うまくまとまった気がします。

4-5ページ

悉皆調査で確認した各公園の遊具を一覧するための表を地図と組み合わせてみました。スケッチを表の中に埋め込んだのですが、これはもうちょっと検討の余地ありです。

6-7ページ
町の中央を貫く遊歩道を歩いて発見したコトを、地図上にマッピイングしてみました。スケッチと対応させてみたのですが、引き出し罫の並び方が今ひとつなのと、スケッチ画像の処理が美しくないので、再考の必要ありです。

全体の見栄えや並び方はまずまずだと思うので、ディテールを詰めて完成度を上げていきたいと思います。