（原案：リドミト・モマヤ 作：トーヤ・ヘンソン）
創造的な活動とは、「予め頭の中にある完璧な答えを、作業としてかたちづくる」というような、単純なものではありません。
表現することがそのまま思考することであり、出来上がったものですらゴールではなく、ある段階の思考過程であることがほとんどです。要所要所で「これでいいかな？」と自問自答し、思いついたら即時に実行して、バージョンアップしていく。
一回やってわかった気になっても、次のチャンスに生かせるような経験としてかたちにしておかなければ、次のチャンスすらやってこないかもしれないのです。
こんな緊張感と、求めている人に渡したときの反応が、もっと表現したい、という気持ちの原動力になっている気がします。
