2021年6月2日水曜日

Woodさんの制作日記①

公立はこだて未来大学「情報デザイン1」受講生のWood Stewartです。他の受講生の活動の手がかりを提供すべく、私自身の惑星探査mission遂行の過程を、日記形式でここに残していこうと思います。

mission-1 その1 ポートレートの撮影

今日は天気も良くちょっと時間ができました。そこで早速、課題制作にとりかかりました。今日は、mission-1のためのポートレート撮影を行いました。
課題「自己紹介シート」製作の趣旨は、デザインを学ぶ者としての所信表明です。どんな写真を載せるかも重要なデザインだと思います。普段見かける「AXIS」や「WIRED」 といった尖ったデザインメディアの人物紹介写真を改めて見直すと、当然のことですがかなり手間をかけて撮影しているのが分かります。学生だからといって、カメラや照明、撮影場所などにコストをかけられない・・・というような言い訳はせず、精一杯背伸びしてかっこいい写真を撮る!というコンセプトで、約2時間ほど、ポートレート撮影にチャレンジしました。

・撮影準備

まずは見た目から。普段、髪の毛はほとんど洗って乾かすだけですが、今日はちょっとだけ整髪料なども使ってみました。在宅仕事が多くなって普段着もTシャツがデフォルトになりつつありますが、今日は久しぶりにシャツを着てみました。メガネとサングラスも一応小道具として準備。
撮影機材はiPhone11Pro、自撮り棒、レフ板代りの梱包に使われていたスチロールの蓋、そしてこれまたレフ板がわりの内側が白い日傘、です。
撮影時間はだいたい午前10時から12時。太陽の位置が高くなって室内は日光は直接入らないくていい感じ。でも屋外は真上からの光でちょっと難しそう。

1. 室内で撮ってみた

狭いアパート暮らしなので、屋内で撮影できる場所はほとんどないのですが、窓ぎわにちょっとだけそれらしい空間があるので、ここで撮ってみました。

1-1. 衣装と小道具
メガネ、サングラスはやめよう・・・。反射が制御できないし、なんか思ってたんと違う(シャアにはなれい、ボクは)。

1-2. 光の向き

3点とも、同じ場所で撮っています、が。
左は向かって右側に窓からの光で程よい立体感。
真ん中は窓を背にしているのでいわゆる逆光で、雑な感じ。
右は窓からの光を正面に受けていて綺麗だけど、なんか平面的。背景には家の中を隠すため、黒いカーテンをひいてます。
この中だったら、左の横からの光がいいかね。

2. 屋外で撮ってみた

森に住んでいるのだから、演出として「森のデザイナー」を気取りたい。近所の公園で撮影してみました。

2-1. 光の向きと反射
左は木陰、背景に日向が写っているのでいかにも日陰感が。
真中は日向。午前11時過ぎなので日差しがほぼ真上。悪くないけどスナップ写真感が。
右も日向だけど、レフ板を使って影側にも光を当ててみました(右隅にチラッと見えてます)。真ん中の写真と比べると、効果絶大。雑誌のグラビア写真ぽいね。
2-2 ポーズ、カメラアングル、演出
左上:公園の遊具とともに、フルショット。
中上:空を見上げる。
右上:俺はここにいるぜ!
左下:森のデザイナーさ
中下:続・森のデザイナーさ
右下:観光地ではついやっちゃうヤツ。結果は・・・ダメなヤツだね。
外では様々な発見があるし、テンションが上がる小道具がいっぱいあるし、調子が乗ってくると色々なアイデアを試したくなります。しかし、主題を忘れてしまわないようにね(汗)。
逆光やトリミングも写真で語るための演出に使えるよ。
右の写真が今回の機材(日除け傘、レフ板用スチロールの蓋、そして自撮り棒。

3. おまけ

外出制限などもあり、受講生の皆さんは一人でこのポートレート撮影に臨むのが基本となるでしょう。しかし、家族などの協力を得られれば、表現の幅も広がります。ただし、そのための大変さもついてくる。
さて、どの写真を使おうかなぁ。

(文責:Wood Stewart)