2021年5月31日月曜日

2021年度 情報デザイン1 始まりました

 このブログは、公立はこだて未来大学情報デザインコース2年次前期「情報デザイン1」の受講生をメインの読者に想定して発信しています。

さて、タイトルのようについに今年度も授業が始まりました。

「惑星探査メタファ」と名付けた、ほぼ完全遠隔授業の実践も2年目です。今日(2021年5月31日)の1〜2限を使って授業内容全体のガイダンスを行いました。これを終えて、改めて感じたこの授業を進めていく上での教員側の心構えについて、ここにメモ的に残しておこうと思います。

昨年度は、教員にとっても学生にとっても思いもよらなかったCOVID-19禍への対策という事で、生活全般において不安がいっぱいでした。そんな中、どうせなら新時代に振り切った演習授業をやってみようという覚悟の元、教員/学生共に手探りで、しかしお互いに感触を確かめながら、授業を進めました。どんな結末を迎えるか予想もつかず、ドキドキワクワクしながらの2ヶ月間でしたが、結果は期待以上。受講生の皆さんも思いの外このプロジェクトを楽しみ味わってくれたことが伝わる作品がたくさん生まれました。授業に関わった教員としても多くを学べました。

さて、今年度。授業内容は昨年同様に進めてみようと決めて臨んでいる教員チームにとっては2年目のチャレンジ。受講生にとってはCOVID-19禍への対策を前提とした大学生活2年目の授業。昨年度とは、私たちをとりまく状況も、私たち自身の経験値も、この授業を進める前提も、すでに変化しています。
教員チームとしては、内容は同じでも受講するメンバーは全く違うので、一度体験した活動をもう一度作業的に繰り返すということではなく、今年度ならではの新規のプロジェクトとして新鮮な気持ちで取り組みたいな、と思っています。

受講生の皆さん、2ヶ月間、よろしくお願いします。

(文責:原田泰)